ジュエリーお手入れの基本

ジュエリーお手入れの基本 - katsuyoshi_shimada


多くの方からお声をいただくのは

「アルコール消毒は大丈夫なの?」

「つけたままで手洗いしてもいいの?」

「くすんだ場合のメンテナンスは?」

「ダイヤモンドが輝かない...」

「メンテナンスが気になって付ける回数が減ってしまう...   特別な時には!っと思って10年しまったまま ... 」

 

 

 

 

 

これから先も、心地よくジュエリーをお楽しみいただけるよう、ご自宅で簡単にできるお手入れ方法をご紹介いたします。内容は、約25年にわたり私自身が実践・検証してきた経験と、ジュエリー業界で培われてきた知識をもとにまとめたものです。特別な道具や高価なクリーナーは必要ありません。毎日の少しの心がけが、ジュエリーの美しさを永く保つ秘訣です。

 

 

 

 

 

<結論>自宅でできるメンテナンス

① 手洗い + アルコール消毒

② 毎日の着用 ▶︎ 綺麗を保つ

③ ダイヤモンドは台所用洗剤

 

① 特別なお手入れは必要ありません。ご自身の手を洗うタイミングで、そのままバングルをつけたまま一緒に洗ってください。アルコール消毒もそのままで問題ありません。毎日の積み重ねが、美しい状態を保つ一番の秘訣です。

 

② くすみや変色の原因は、皮脂や化粧品、日焼け止めなどの油分が表面に残り、時間とともに酸化・硫化することです。その日の汚れは、その日のうちに落とす。私たちが身体を清潔に保つのと同じように、ジュエリーにも日々のケアをしてあげてください。手洗い後は、柔らかい布で水分を拭き取り、定位置で保管いただくことをおすすめします。

 

③ ダイヤモンドは、油分を引き寄せやすい(親油性)という性質があります。そのため、皮脂やハンドクリーム、化粧品などの油分が表面に付着すると、光が内部まで届きにくくなり、本来の輝きが曇って見えることがあります。美しい輝きを保つためには、ぬるま湯に台所用中性洗剤を数滴入れ、約3分浸してください。その後、柔らかい歯ブラシで石の裏側や爪の周りまでやさしく洗い、水で十分にすすいでください。最後に柔らかい布で水分を拭き取っていただくと、透明感のある輝きがよみがえります。日頃のお手入れとして、月に12回程度を目安に行っていただくことをおすすめしております。

 

 

 

 

<長期間お手入れをされていない場合>
油分が蓄積して変色している場合は、重曹を少量の水でペースト状にし、やさしく磨いてください。その後、水でよく洗い流していただくと美しさが戻ります。【宝石付きのジュエリーは専門店でのクリーニングをおすすめいたします】

 

<ご注意>
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)は変色の原因となりますので使用しないでください。アルコール消毒は、エタノール(アルコール濃度70%以上)のご使用をおすすめしております。

 

 

 

 

 

ダイヤモンド・サファイア・ルビーは、モース硬度9以上を誇る非常に硬い宝石です。そのため、ご家庭での中性洗剤を使った日常のお手入れにも適しています。一方、近年は美しい色彩を持つさまざまな宝石が流通していますが、中にはモース硬度が比較的低く、傷や衝撃に配慮が必要なものもあります。そのような宝石は、水洗いやブラシでのお手入れは避け、使用後に柔らかく清潔な布でやさしく拭き上げることをおすすめしております。宝石にはそれぞれ異なる個性があります。石の特性に合わせたお手入れを行うことで、美しい輝きを永くお楽しみいただけます。

 

 

 

 

<GIAを参照しています>

世界で最も信用されている宝石の研究・教育機関 GIA(Gemological Institute of America)とは米国宝石学会のこと